自由な姿で生きれる社会を目指して

2000年代異世界転生の大ブーム、2018年からのVTuberブーム、昨今のメタバースブーム…

私たち日本人の多くは、今の自分でない姿…ないし、ニューゲームできる姿になりたい…という願望を胸に秘めているようです。

漫画やアニメを通じ、想像の中で願望が膨れ上がる一方、誕生で身体的特徴という殻を打ち破り、自由な姿で生きる事のハードルはさほど下がってきておりません。

ビジネス市場では、メタバースに期待したり、失望したりと波がある中、私たちはバーチャル接客業というメタバースに人類が抱える夢のただ一つに集中し、自由な姿で生きる事を選択する事ができる社会の実現を目指しています。

自分たちの生活や基盤をリアルからバーチャルに置換するという程に大きな目標ではなく、まずは自由な姿で持続可能な経済活動を行える事を社会に実証していく事が重要であると考えています。

何故なら、経済活動無しにバーチャルな生き様が、現実に私たちの生活を豊かにする事は多く人にとって理解し難い事だからです。


人と人が接し続ける事ができる社会を目指して

ChatGPTの登場により、世界は大きな変動を迎えています。

これまでSFとして捉えられていた事が、急激に多くの人にとって現実感のある、実現性のあるモノとして実証されました。

私たちの経済活動は置換され始め、ひいては私たち自身がAIによってコピーされ、相互のコピーを用いて各々が見たい現実だけを見る…という映画「マトリックス」で描かれたような非対称的なパラレルワールドの中で生かされる…という話ですら実現性を否定する事が難しくなってきたように思えます。

AIは確かに現時点で優秀であり、既に現時点で私たちの業務にも変化を与えています。そして、今後も波はあれど進化を繰り返すでしょう。

しかし、私たちが感じているこの現実が、完全に置換されてしまう日までは、私たちは何が「同じ仕組みで自意識を持った存在」であるかを自覚したまま世界で過ごす事でしょう。

機能的には社会の全てがAIに置換された世界においても、人は人に飢え渇き、出会いを求め続ける…
少なくともそのような人間が常に存在し続けるでしょう。

人類各々にとって都合の良い道具であり続けるAIに負けないように、今から人と人のうちでの新しいコミュニケーションのあり方を模索し、それを強めていく必要があると考えて、社会的実現を目標にしています。

代表取締役CTO 中丸国生 & 社長 Karin